パステルがはみださないように周囲をマスキングテープでマスキングしておきます。
下絵の上に本番の紙を重ねて、ずれないように軽くテープで止めます。
ライトをつけたトレスボックスの上に乗せると下絵がすけるので、それを目安にして描いていきます。
リアルに描きたい場合は絶対、勘で描いてはいけません。
参考になりそうな資料を身近に置いて、よく見ましょう。
なお、資料を参照する場合は著作権に注意しましょう。
(資料にそっくりな絵を描く場合は、資料を作った人の許可が必要です)
トレスボックスの上で下絵が透けている状態
パステルをカッターで削って粉状にしたものを、
指につけて軽く刷り込むようにして色をのせていきます。
上のアップ。色は薄めにのせておきます。
バランスを見ながら他の部分にも色をのせていきます。
先に描いた色が落ちないように軽く定着液をかけながら。
なお色が濁らないように、描く指はまめにティッシュでふきましょう
(ぬれぶきんでふいてティッシュでふくと完璧)。
ここで、耳をクローズアップしてどうやって完成させるか見てみましょう。
ほんのりピンクに赤味がかった雰囲気を出すために、軽くハードパステルで色を乗せます。
指でのばしてぼかします。(ピンクになりすぎたら、練り消しゴムで軽く押さえて色をとります)
耳のふちの細かい部分は、とがった色鉛筆で描いていきます。
細かい毛も面倒臭がらずに、軽い力で丁寧に一本一本描いていきます。
パステルは粉なので、出来上がったら忘れずに定着液をかけましょう。
紙面から30cmほど距離を離してかけないと、定着液で絵が流れてしまうので注意。
あと、かけすぎると色が沈んでしまうので、ほどほどにしましょう。
(定着液の使い方説明書をよく読むこと!!)
定着液をかければ他の画材で上から描けます!
ここでは瞳の光を修正液で描いて、完成。